旅人の夜の歌 ゲーテとワイマル

『若きウェルテルの悩み』によって世に知られたゲーテは、二十六歳の若さでワイマル公国の宮廷に招かれる。小国とはいえ、一国の政治を担うことになった文学者は、そこで何をなしえたのか。政治・行政に全力で取り組んだ日々に歌われた二篇の詩「旅人の夜の歌」を手がかりに、ナチスの強制収容所へいたるドイツ文化の深層を、歴史的背景とともに描きだす。
著者 ジョビー・ウォリック
出版元 岩波書店
頁数 288頁
発行日 2012-11
ISBN13 9784000258678
ISBN10 4000258672

関連記事