世界文学としての村上春樹
グローバル化へ向かう状況に驚くべき柔軟さで適応し、絶えず新しい状況を作り出してきた村上春樹・Haruki Murakamiは、「文学」そのものがすでに抗いがたく新しい場へと変貌してしまっていることを、他に先駆けて教えてくれている―。多言語・多文化的な視点から、様々なアプローチと文学的言説を交錯させる試みを通じて、村上春樹文学のグローバルな「現在」を検証する。
著者 | 黒野伸一 |
出版元 | 東京外国語大学出版会 |
頁数 | 295頁 |
発行日 | 2015-02 |
ISBN13 | 9784904575406 |
ISBN10 | 4904575407 |