リンドグレーンと少女サラ
『長くつ下のピッピ』を生んだ児童文学作家リンドグレーンが、たったひとり文通を続けた相手は、問題を抱えた思春期の少女サラでした。心の内面を打ち明ける少女に、作家は愛情と信頼を寄せ、共感やユーモアに満ちた言葉で、はげまし続けたのです。いま、時を経て、ふたりの八〇通以上の手紙が、一冊の本になりました。子どもから大人まで、すべてのひとに贈る、ある友情の記録。
著者 | 稲垣信子 |
出版元 | 岩波書店 |
頁数 | 278頁 |
発行日 | 2015-03 |
ISBN13 | 9784000220859 |
ISBN10 | 4000220853 |