多言語社会ルクセンブルクの国民意識と言語

なぜ、敢えて国民意識を喚起するような言語法が作られたのか?ドイツ語・フランス語の時代を経て、ルクセンブルク語が公用語として確立された背景を解明する。言語イデオロギーや言語意識は、どのようにして言語化され、政治化され、制度に反映されたのか。単一言語主義と多言語主義の対立と融合の系譜をたどり、国民としてのアイデンティティと言語の関係を明らかにする。
著者 ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
出版元 大阪大学出版会
頁数 262頁
発行日 2015-02
ISBN13 9784872594805
ISBN10 4872594800

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