恐怖政治を生き抜く

スターリンの恐怖政治の犠牲者は膨大な数にのぼる。1934年の党大会に出席した約2000人の代議員中、1939年の党大会に出席できたのはわずか3%だった。ほとんどが処刑や自殺に追い込まれ、レーニン時代からの高級幹部もその例外ではなかった。その恐怖政治を、ヨーロッパ初の女性閣僚となったフェミニズムの先駆者コロンタイと、ソ連の初代教育大臣となったルナチャルスキーがどのように生き抜いたか?現実にあった“社会主義国家”を照射する一冊。
著者 鈴木肇
出版元 恵雅堂出版
頁数 249頁
発行日 2016-01-30
ISBN13 9784874300497
ISBN10 4874300499

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