ロックフェラー家と日本
アメリカ史上最大の富豪と言われるロックフェラー家と日本とのつながりは、意外に深く、長い。なかでも突出しているのが、初代の孫にあたるジョン・ディヴィソン・ロックフェラーが、松本重治らの協力を得て、戦後の日米関係、とりわけ文化関係の再構築に果たした役割である。ジョンと松本の関係を間近に見てきた著者が、ロックフェラー家の初代から第四世代までの主要人物を追い、一家が確立した近代フィランソロピーとその展開の一つである日米文化交流のドラマを描く。
著者 | 加藤幹雄 |
出版元 | 岩波書店 |
頁数 | 283頁 |
発行日 | 2015-12-22 |
ISBN13 | 9784000026017 |
ISBN10 | 4000026011 |