若き日の日野啓三
芥川賞作家・日野啓三の若き日の思索を綿密にたどり、伝えた書。日本の敗戦を朝鮮で迎え、「亡国の民」となって父の郷里・広島に帰還。翌年旧制一高に進学し、荒正人の講演を聴いて文学に目覚める。寄宿寮紙「向陵時報」、大岡信、佐野洋らとの同人誌「現代文学」や「近代文学」「現代評論」等での文業を追跡し、著書・創作一覧も付す。
著者 | 山内祥史 |
出版元 | 和泉書院 |
頁数 | 223頁 |
発行日 | 2016 |
ISBN13 | 9784757607729 |
ISBN10 | 4757607725 |