
崇高の修辞学
われわれが用いる言葉のうち、およそ修辞的でない言葉など存在しない。美学的崇高の背後にある修辞学的崇高の系譜を、ロンギノス『崇高論』からボワローらによる変奏を経て、ドゥギー、ラクー=ラバルト、ド・マンらによるこんにちの議論までを渉猟しつつ炙り出す。古代から現代へと通底する、言語一般に潜む根源的なパラドクスに迫る力作。
著者 | 星野太 |
出版元 | 月曜社 |
頁数 | 287頁 |
発行日 | 2017-02-27 |
ISBN13 | 9784865030419 |
ISBN10 | 4865030417 |