原稿の下に隠されしもの
ふたりの原稿の下には「禁秘」がある。そこには毒が仕込まれている。出自にからむあれこれがあり、卑下のなかに虚栄が香り、したたかな戦略もまた見え隠れ。そうした暗部にためらわず手を突っ込み、つかみあげたい―。引用な模倣に目を配り、その有様を具体的に検証することから、創造の原理を考える。
著者 | 久松健一 |
出版元 | 笠間書院 |
頁数 | 325頁 |
発行日 | 2017-06 |
ISBN13 | 9784305708304 |
ISBN10 | 4305708302 |