世紀末の長い黄昏
見る、覗く、眺める、凝視する、監視する、目撃する...19世紀末、科学技術教育の普及によって登場した「観察者としての読者」は、どのように文学作品と向き合ったのか?初期のSF、異色のサイクリング小説、社会小説の計6編をとりあげ、“観察”という視点からウェルズを読み解く。
著者 | 宗洋 |
出版元 | 春風社 |
頁数 | 225頁 |
発行日 | 2017-07 |
ISBN13 | 9784861105500 |
ISBN10 | 4861105501 |