真実を語れ、そのまったき複雑性において
カルチュラル・スタディーズの理論家、スチュアート・ホール。ジャマイカで生まれ、イギリスに渡ってメディアや現代文化の批判的研究に貢献し、反人種差別をめぐる社会運動や黒人アーティストたちの表現活動にも影響を与えた。民衆が生きる状況の具体的な複雑さについて考え、理解し、それを語ること。ホールのもとで学んだ著者が分断の時代に問う、「ポピュリズム」に対峙する知的技能の可能性。
著者 | 小笠原博毅 |
出版元 | 新泉社 |
頁数 | 362頁 |
発行日 | 2019-06 |
ISBN13 | 9784787719102 |
ISBN10 | 4787719106 |