専門知は、もういらないのか
もはや健全な懐疑心ではない、ゆがんだ反知性主義である。民主主義には正しい情報に基づく熟議が欠かせない。その礎を支えるのは各分野の専門家が蓄積してきた専門知だ。ところが今、専門知が蔑ろにされてフェイクがまかり通り、好みの情報だけを取り入れてその正誤を顧みない、という風潮が高まっている。何が起きているのか、これを放置するとどうなるのか。大反響を呼んだブログ発、専門家からの愛ある反撃。
著者 | トム・ニコルズ |
出版元 | みすず書房 |
頁数 | 300頁 |
発行日 | 2019-07 |
ISBN13 | 9784622088165 |
ISBN10 | 4622088169 |