朝露の主たち
15年間キューバの農場に出稼ぎに行っていた主人公マニュエルが、ハイチの故郷に戻ってきた。しかしその間に村は水不足による飢饉で窮乏し、ある殺人事件が原因で人びとは二派に別れていがみ合っている。マニュエルは、村から遠く離れた水源から水を引くことを発案し、それによって水不足と村人の対立の両方を解決しようと画策する。マニュエルの計画の行方は...。若き生の躍動を謳歌する、緊迫と愛憎の傑作長編小説。ハイチ文学の父、最晩年の主著、初邦訳。
著者 | ジャック・ルーマン |
出版元 | 作品社 |
頁数 | 266頁 |
発行日 | 2020-07 |
ISBN13 | 9784861828171 |
ISBN10 | 4861828171 |