NAM総括

「資本と国家への対抗運動」は何に行き詰まったのか。20世紀最後の、そして21世紀最初の日本の社会運動体、NAM(New Associationist Movement)。思想家・柄谷行人が提唱し、著名な知識人や若者が多数参加した「資本と国家への対抗運動」はなぜ、わずか2年半の短期間で解散したのか。解散から20年、運動の最初期に加入して末期には組織中枢で実務を担当した著者が、運動の「現場」の視角から総括、問題提起する。新たな社会運動の礎となるために―。
著者 吉永剛志
出版元 航思社
頁数 398頁
発行日 2021-02
ISBN13 9784906738441
ISBN10 4906738443

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