近代日本の科学論

われわれは科学をどう考えてきたのか。科学の営みや社会との関係をめぐる言説は、維新から対米戦までの歴史の流れに呼応して、劇的に変転した。文明開化、教養主義の時代を経て、科学を標榜し革命を起こしたマルクス主義の衝撃と、それを契機に誕生した日本主義的科学論など多様な議論の展開を、初めて一望する力作。
著者 岡本拓司
出版元 名古屋大学出版会
頁数 540頁
発行日 2021-02
ISBN13 9784815810191
ISBN10 4815810192

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