政治的身体とその〈残りもの〉

国家を含むすべての共同体が、なぜ、自らを人間の身体として形象化し、さらには、なぜ、自らの内部にホモ・サケル、不可触賎民、部落民、「内部の敵」といった残余、“残りもの”、おぞましいものを作り出し、それらを排除しつつも含み込むのか。現在最も注目されている哲学者が、デリダと民主主義、メルロ=ポンティと肉の共同体、今日のエピデミックの経験などとともに、ラディカルに「政治的身体論」を展開する。
著者 ジャコブ・ロゴザンスキー
出版元 法政大学出版局
頁数 300頁
発行日 2022-11
ISBN13 9784588011511
ISBN10 4588011510

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