ある軍医の戦中戦後
従軍手帳と家族間の往復書簡から甦る戦地の日常と銃後のありのままの姿。日支事変(1937)から敗戦直後(1948)まで。戦中派の人びとがとらえた当時(昭和12〜23年)の世相を手記と手紙から浮かび上がらせる。特に敗戦直前と直後の混乱期をどのように生きたかがリアルに伝わってくる。
著者 | 小野寺龍太 |
出版元 | 弦書房 |
頁数 | 352頁 |
発行日 | 2023-07 |
ISBN13 | 9784863292727 |
ISBN10 | 4863292724 |