書物の日米関係
戦前から戦後にかけて大量の日本語の書物がアメリカに渡った。これらの本は、誰が、なぜ、どういう経路で入手し、どのように使われたのか。「リテラシー史」という問題意識から日本語蔵書の軌跡を追いかけ、日系人捕虜収容所、米軍日本語学校、占領下の日本語図書購入、困難な目録化など、書物をめぐる人と場所の関係に新たな領域を切り開く力作。
著者 | 和田敦彦 |
出版元 | 新曜社 |
頁数 | 406頁 |
発行日 | 2007-02 |