臍の緒は妙薬

日中戦争が始まったころの尋常小学校の日常(『月光の曲』)。夫を亡くした女は、占星術師に何を観てもらうのか(『星辰』)。自ら創れば創り得る。と夫の留守が刺戟する(『魔』)。自分の臍の緒の包みは明けられていた。なぜ?いつ?(『臍の緒は妙薬』)。
著者 河野多惠子
出版元 新潮社
頁数 173頁
発行日 2007-04

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