小説 尾形亀之助

19世紀最後の年に東北の片田舎の大造り酒屋に生まれ、東京でアヴァンギャルド美術・詩作運動の潮流にもまれ、尾羽打ち枯らして帰郷。自我を捨て、あまりに作為のない奇妙な詩をめざし、詩集『障子のある家』を遺して太平洋戦争のさなかに衰滅死した、ある放蕩無頼な詩人の評伝小説。
著者 正津勉
出版元 河出書房新社
頁数 261頁
発行日 2007-11
ISBN13 9784309018386
ISBN10 4309018386

関連記事