レヴィナスの論理
20世紀フランスを代表するふたりの哲学者、リオタールとレヴィナスの思考が交錯する。レヴィナスより継承した“他者”という問題を生涯にわたり考究しつづけたリオタールによるレヴィナス論集。リオタールの国家博士論文『言説、形象』と主著『文の抗争』とを接続する言語論的転回の始発点を示す表題作、ハイデガーおよびユダヤ性をめぐりリオタールとレヴィナスが対峙したセーヴル討論の記録「知とは別様に」ほか五篇と、ポール・オーディによる序文、ジェラール・スフェズによる解題を収録。
著者 | ジャン=フランソワ・リオタール |
出版元 | 法政大学出版局 |
頁数 | 274頁 |
発行日 | 2024-02 |
ISBN13 | 9784588011672 |
ISBN10 | 4588011677 |