原敬と大隈重信

近代日本の有力政治家であった原敬と大隈重信は、一般的に理念や政治構想が大きく異なっていたととらえられているが、実際にはイギリス風の政党政治を目指し、列強との協調を重視したこと、さらには内心で薩長への対抗心を抱いていたことなど共通点も多い。そんな二人はなぜ対立するに至ったのか。本書では、二人の不幸な「出会い」から始まり、一八歳年長の大隈を反面教師として原が自己革新して成長していく過程を辿る。
著者 伊藤之雄
出版元 法律文化社
頁数 316頁
発行日 2024-06
ISBN13 9784589043450
ISBN10 4589043459

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