現代思想の断層
神は死んだ―ニーチェの宣告は、ユダヤ・キリスト教文化を基層としてきた西欧思想に大きな深い「断層」をもたらした。「神の力」から解き放たれ、戦争と暴力の絶えない二〇世紀に、思想家たちは自らの思想をどのように模索したか。ウェーバー、フロイト、ベンヤミン、アドルノ、ハイデガーらの、未完に終った主著から読み解く。
著者 | 徳永恂 |
出版元 | 岩波書店 |
頁数 | 240頁 |
発行日 | 2009-09 |
ISBN13 | 9784004312055 |
ISBN10 | 4004312051 |