アナイス・ニン文学への視点
21世紀におけるアナイス・ニン研究の学術的基盤となる1冊
独自性を放つ稀有な作家アナイス・ニンの文学の魅力、そして、多重で複雑な自己を生きる起動への探究が描かれた意匠を尽くした言葉に遭遇する愉しみを多方面から様々な視点で研究者が伝える。
第1部では、Anaïs Nin Literary Perspectivesから、珠玉の論考を日本語訳で21世紀の現在へと研究の流れをつなげる。第2部は、ヘンリー・ミラー、ヴァージニア・ウルフ、紫式部、H.D.、サルヴァトール・ダリといった作家や芸術家との関わりを視野にいれつつ、ニンの文学性、時代性などの特徴を読み解く。またライフ・ライティングという視点から多面的に解釈する。
独自性を放つ稀有な作家アナイス・ニンの文学の魅力、そして、多重で複雑な自己を生きる起動への探究が描かれた意匠を尽くした言葉に遭遇する愉しみを多方面から様々な視点で研究者が伝える。
第1部では、Anaïs Nin Literary Perspectivesから、珠玉の論考を日本語訳で21世紀の現在へと研究の流れをつなげる。第2部は、ヘンリー・ミラー、ヴァージニア・ウルフ、紫式部、H.D.、サルヴァトール・ダリといった作家や芸術家との関わりを視野にいれつつ、ニンの文学性、時代性などの特徴を読み解く。またライフ・ライティングという視点から多面的に解釈する。
著者 | 山本豊子 |
出版元 | 三修社 |
頁数 | 336頁 |
発行日 | 2025 |
ISBN13 | 9784384060805 |
ISBN10 | 4384060807 |