
ひとはなぜ空想するのか
従来、空想については「気晴らし、代理満足、現実逃避」といった否定的なイメージが先行し、知的論考のテーマとして取り上げられることも少なかった。本書は、「空想は主要な適応機能のひとつである」という考えに基づき、空想という心的活動の意義を検証しようとするものである。空想の素材やメカニズムについての考察、頻度や用途による分類など、興味深い空想理論が展開されている。
著者 | エセル・S・パーソン |
出版元 | 翔泳社 |
発行日 | 1997-05-30 |
ISBN13 | 9784881354834 |
ISBN10 | 4881354833 |