心臓とこころ

「心臓」は本当にただのポンプなのだろうか?かつて人々は、心臓こそが知性や感情、魂...いわゆる「こころ」の宿る場所だと信じていた。しかし、近代医学の発展とともに、心臓は単なる血液ポンプだと考えられるようになった。それでも、ハートマークとして心臓は今なお愛や健康のシンボルとなっている。本書では、心臓専門医の著者が、古代から現代までの心臓に対する人類の認識の変遷をたどり、芸術・文化・宗教・哲学・科学における心臓の役割を解き明かす。さらに、最新の科学が明かす心臓と脳の関係や、心臓医療の進歩についても詳しく解説。本書を読めば、心臓に対する見方が変わるかもしれない。
著者 ヴィンセント・M・フィゲレド
出版元 化学同人
頁数 350頁
発行日 2025-04
ISBN13 9784759824049
ISBN10 4759824049

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