シネパトグラフィー

「あのシーン」の深層には何がひそんでいたのか──
気鋭の精神科医、心理学者が映画作家の精神の内奥にせまる。
斎藤環によるデイヴィッド・リンチ論を収載!

天才とよばれる傑出した人物の創造性と病理との関係を精神医学的・心理学的に解き明かす「病跡学(パトグラフィー)」の手法で、映画作品や作家たちの謎にせまる。

斎藤環によるデイヴィッド・リンチ論をはじめ、P.T.アンダーソン、ロブ゠グリエ、クローネンバーグ、ユスターシュ、ファスビンダー、キム・ギドク、コルンゴルトなどの生涯と作品を、気鋭の精神科医、心理学者が分析。

映画作家たちがいかにして自らの内奥に秘めた病理を不朽の作品へと昇華させていったか、その創造の秘密に肉迫する。

いままで見えていなかったものが見えてくる。映画の観方が変わる!
著者 斎藤環、小林陵、濱田伸哉、大島一成
出版元 アルテスパブリッシング
頁数 360頁
発行日 2025-05
ISBN13 9784865593082
ISBN10 486559308X

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