啓蒙時代の礼節
行儀作法と礼節をめぐる考察は道徳的であると同時に政治的である。この考察は文明化の価値、社会慣習と誠実さとの緊張関係、人類の多様性の理解などの問題を浮かび上がらせる。モンテスキュー、ヴォルテール、ヒューム、ルソー、カント、スタール夫人の考察から、法・習俗・マナーの関係にまで光を当て、その政治的・道徳的問題が、現在もなお私たちの重要な問題であることを明らかにする。
著者 | フィリップ・レノ |
出版元 | 法政大学出版局 |
頁数 | 382頁 |
発行日 | 2025-04-30 |
ISBN13 | 9784588011795 |
ISBN10 | 4588011790 |