1964年ブラジル・クーデタと民主体制の崩壊
アメリカの〈反共政策〉を背景に、阻まれた民衆の政治参加とその余波。1964年のブラジルで、〈偽装された〉左派の脅威に対して「64クーデタ」が勃発。暴力革命の予兆がなかったブラジルで、なぜ軍はクーデタを決行し、21年もの軍政を敷いたのか?〈共産主義ゲリラ〉として不当に弾圧された組織「イレブン」に焦点を当て、ブラジル政治史に通底する民主主義の動揺を読み解く。
著者 | 橘生子 |
出版元 | 共栄書房 |
頁数 | 272頁 |
発行日 | 2025-07 |
ISBN13 | 9784763421821 |
ISBN10 | 4763421824 |