「ナガサキ」を生きる

【推薦】
《歴史》になったナガサキを《記憶》に引き戻すこと。
それは《新しい戦前》の時代に求められる倫理だ。
──白井聡(政治学者)

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1945年8月9日、6日の広島に続き長崎に原子爆弾が投下された。
その影響は計り知れなく、80年経った今もなお苦しむ人たちがいる。

長崎出身の被爆二世である著者は、1000人以上の被爆者の声を記録したジャーナリスト伊藤明彦の仕事に導かれながら、自らも原爆の取材に邁進してきた。

──なぜ、神の聖地「ナガサキ」に原爆は落とされたのか?
被爆者や関係者への取材、日米の膨大な資料をとおして〝人類史上最大の悲劇〟の核心に迫っていく。

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●なぜ、投下目標地が小倉から長崎に変更されたのか?
●なぜ、短期間に2発もの原爆が投下されたのか?
●米国はどのような計画で原爆を落としたのか?

【原爆投下のプロセスの解明に挑む本格ノンフィクション】
著者 高瀬毅
出版元 亜紀書房
頁数 276頁
発行日 2025-07
ISBN13 9784750518817
ISBN10 4750518816

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