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【What’s New!】週刊読書人2026年8月14日号(8月7日合併)

【What’s New!】週刊読書人2026年8月14日号(8月7日合併)

【特集】
鼎談=長瀬海×山﨑修平×渡辺祐真
<この社会に物語を求め続けて>
村上春樹『夏帆 The Tale of KAHO』(新潮社)を読む

【本紙イントロより】 
 七月三日に村上春樹氏の長編『夏帆 The Tale of KAHO』(新潮社)が、前作『街とその不確かな壁』以来三年ぶりに刊行となった。七月二二日に本書についてのトークイベントを読書人隣りにて開催し、前作に引き続き、書評家の長瀬海氏、詩人・文芸評論家の山﨑修平氏、作家・書評家の渡辺祐真氏の三人に深く読み解いていただいた。その一部を編集の上お届けする。(編集部)

【編集室から】

 読んでから聴くか、聴いてから読むか、聴いたからもう読まないのか……。今回のトークイベントは、さらに再読を促される内容だった。紙面に残せなかったが、会場質問からも「読み」が広がった。計算すると夏帆は一九七五年生まれであること、冬生まれの夏帆は、冬生まれの春樹と同じだとか、おじさんは七〇年安保で学生運動に関わっていたんじゃないかとか。また「ジャック・ケルアック」は『スプートニクの恋人』の冒頭に出て来るという指摘に、そうだあれは「すみれの物語」だったなとか、長瀬さんの「窓」の話からは、ミュウの観覧車の話を思い出した。時を越えてなお「読む」ことができる、楽しい読書だった。(S)

【今週の読物】

▽「ノンタン」シリーズ五〇周年(偕成社)千葉美香×安井素子(8)
▽論潮・8月(高原太一)(3)
▽文芸・8月(松田樹)(5)
◇連載=「正統な道を辿ったジャック・ドゥミ」(ジャン・ドゥーシェ氏に聞く)448(聞き手=久保宏樹)(5)
◇連載=「読書人を全部読む!」41(山本貴光)(6)
◇連載=日常の向こう側 ぼくの内側 749(横尾忠則)(7)
◇連載=滅びゆく惑星で 14(増田俊也)(7)
◇連載=American Picture Book Review 11(堂本かおる)(7)

【今週の書評】

 〈3面〉
▽中川雄大著『「都市計画」の歴史社会学』(中島 伸)
▽森茂暁著『南北朝時代』(永山 愛)
 〈4面〉
▽木村忠正著『ネット世論の構造』(北村 智)
▽両角亜希子・白川優治・齋藤芳子編著『世界の大学に何が起きているのか』(福留東土)
▽宮田晃碩著『『苦海浄土』を読む』(山内明美)
 〈5面〉
▽サラ・コフマン著『女性を敬して遠ざける』(藤林道夫)
▽松山巖著『ファルスについて』(白石純太郎)
 〈6面〉
▽岩田規久男著『日本経済の分岐点』(若田部昌澄)
▽上久保誠人著『煽動政治』(梶原麻衣子)
▽東郷公德著『英語病にご用心!』(石原健志)

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