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【What’s New!】週刊読書人2024年7月26日号

【What’s New!】週刊読書人2024年7月26日号

【特集】
2024年上半期の収穫から 44人へのアンケート

【本紙イントロより】 

 恒例のアンケート特集をお届けします。さまざまな分野の研究者、作家、書評家、書店員の方々に、本年上半期に印象に残った三冊を挙げていただきました。夏休みに読みたい一冊、読み忘れていた一冊が、きっと見つかります。本紙1・4~6面掲載。(編集部)


 

【2024上半期の収穫から 執筆者一覧】

五十嵐太郎(建築史)/石原千秋(日本近代文学)/井上弘貴(アメリカ史)/植村八潮(出版学)/小川さやか(文化人類学)/荻野哉(芸術学)/尾原宏之(日本思想史)/柿埜真吾(経済学)/木村玲欧(防災・減災学)/木本好信(日本古代政治史)/郷原佳以(フランス文学)/小林えみ(マルジナリア書店)/齋藤純一(政治理論)/齋藤元紀(哲学)/坂爪真吾(社会学)/渋谷謙次郎(ロシア法)/城山陽宣(中国哲学)/杉谷和哉(公共政策学)/鈴木将久(中国近代文学)/関智英(中国近現代史)/武田寿恵(演劇学)/巽孝之(アメリカ文学)/伊達聖伸(宗教学・地域研究)/田中智彦(倫理学・思想史)/塚原東吾(科学史・科学技術社会論)/戸田清(環境社会学)/長﨑健吾(日本史学)/成田龍一(日本近現代史)/南陀楼綾繁(ライター・編集者)/西口拓子(ドイツ文学)/橋爪大輝(哲学・倫理学)/長谷川一(メディア論)/秦美香子(漫画研究)/日比嘉高(日本近現代文学・文化)/廣木一人(日本中世文学)/福間聡(社会哲学・倫理学)/堀川貴司(日本漢文学・書誌学)/堀部篤史(誠光社)/三浦麻美(西洋史・ジェンダー史)/宮台由美子(代官山 蔦屋書店)/森村進(法哲学)/吉井千周(法社会学)/与那原恵(ノンフィクション作家)/明石健五(読書人編集長)

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お待ちかね、今年の夏のアンケート号ができあがりました。総勢44名の方にご参加いただき、130冊超の2024年上半期刊行(昨年12月刊のものも含む)の本が一同に会しました。

毎回アンケートを楽しみにしてくれている読者の方ならお気づきかもしれませんが、通常、だいたい4、5タイトルは執筆者間で被りが生じます。執筆者のジャンルを超えて被るタイトルは、ある意味その年、その時期の最注目の一冊だといえますが、実は今回は被りがきわめて少ないのが特徴です。その分、取り上げられる冊数も増え、どのような本がこの半年で刊行されてきたか、一点ずつ眺めていく楽しみも増しています。

話題の思想書をはじめ、老舗版元の中古文学研究や中・近世史研究、ガザ、ウクライナ問題、米大統領選などなど、専門性の高いものから、今おさえておきたい時事的なトピックまで出揃いましたので、ぜひ、涼しい部屋で夏の読書のお供にお楽しみください。(編集部)

 


【今週の読物】

◇連載=「アントニーニの子孫たち、その映画」(ジャン・ドゥーシェ氏に聞く)(聞き手=久保宏樹)(8)
◇連載=日常の向こう側 ぼくの内側(横尾忠則)(8)
◇連載=百人一瞬 Crossover Moments In mylife㉔・渡辺公三(小林康夫)(8)

【今週の書評】

 〈2面〉
▽新村拓著『北里柴三郎と感染症の時代』(住田朋久)
▽スラヴォイ・ジジェク著『戦時から目覚めよ』(中山 徹)
▽ラジャ・ハルワニ著『愛・セックス・結婚の哲学』(鈴木彩加)
 〈3面〉
▽竹村牧男著『良寛 その仏道』(石原 和)
▽清水亮・白岩伸也・角田燎編『戦争のかけらを集めて』(山本唯人)
▽揖斐高著『頼山陽』(島村幸忠)
 〈7面〉
▽坂井信夫著『〈ことば〉を壊す詩人たち』(林 浩平)
▽山上安見子著『喫茶去』(岳 真也)
▽仁平政人・原善編『〈転生〉する川端康成』(帆苅基生)

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