カントの自己触発論
カント哲学における知覚経験の理論をめぐって,「自己触発」という主題を手がかりに現代哲学の文脈から捉え直す意欲作.ハイデガー,メルロ=ポンティらの現象学,マクダウェルらの英米圏哲学などとの比較検討を通じて,カント哲学の核心部をなす純粋悟性概念の演繹の解釈に迫る.
著者 | 中野裕考 |
出版元 | 東京大学出版会 |
頁数 | 360頁 |
発行日 | 2021-02-25 |
ISBN13 | 9784130160421 |
ISBN10 | 4130160427 |