チェコ・ゴシックの輝き

不条理な受難をいかに受け止め、理不尽な不幸といかに折り合いをつけるか──プラハの有名なゴシック建築の数々は、ヴルタヴァ川に架かるカレル橋にその名を遺すカレル四世と息子ヴァーツラフ四世の時代に築かれた。プラハとチェコがヨーロッパのゴシック文化の中心地のひとつとなったその時代はまた、ペストのパンデミックが猛威を振るった時代でもあった。建築・美術のみならず文学・音楽も含めたチェコ・ゴシックの全体像を明らかにする。
著者 石川達夫
出版元 成文社
頁数 196頁
発行日 2021-09
ISBN13 9784865200560
ISBN10 4865200568

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