公共宗教論から謎めいた他者論へ
オウム真理教事件、東日本大震災を経て、問われる公共と宗教の問題。だが、その議論は宗教がどう公益に資するかの議論に終始しがちだった。精神分析、ポストコロニアル思想、フランス現代思想を経由することで、公共宗教論において抑圧された他者を回帰させる“他者性の宗教学”論集。
著者 | 磯前順一 |
出版元 | 春秋社 |
頁数 | 424頁 |
発行日 | 2022-10 |
ISBN13 | 9784393299531 |
ISBN10 | 4393299531 |