ロールズ正義論とその周辺

革命的な『正義の理論』が引き起こした巨大な批判と反撥のなかで、ロールズの思想はどう進化していったのか。コミュニタリアンの巨頭サンデルの執拗な攻撃や批判哲学者ハーバーマスの論難の誤解を暴き、多様な政治的現実に直面したロールズが、深い断念の果てにたどりついたリベラリズムの極北を明らかにする。
著者 渡辺幹雄
出版元 春秋社
頁数 294頁
発行日 2007-05
ISBN13 9784393621813
ISBN10 4393621816

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