廷臣たちの英国王室
●側近たちの逸話が伝える、ベールの内側の真の姿
英国王室には、ロイヤルファミリーを公私ともに陰で支える「廷臣(ていしん)たち」(秘書官、報道官など)が多数存在する。
本書では、高級紙『The Times』で王室取材を担当する著者が、膨大なインタビューによる生の証言を含んだ綿密な調査で、通常表には出てこない彼らの逸話にスポットを当て、ベールに包まれた王室の真の姿を、英国の現代史とともに活写する。
若き日のエリザベス、ダイアナの死と息子たち、チャールズの即位への準備、アンドリューのスキャンダル、メーガンの登場と王室離脱――ニュースや歴史として知っている出来事も、その裏で力を振るった「廷臣たち」に注目することで、背景に潜む「力学」を垣間見ながら、よりリアルに理解できる。英国歴史・王室ファン垂涎の一冊!
「君主が存在すれば、宮廷が存在する。宮廷が存在すれば、廷臣が存在する。(...)彼らは権力を持つが、決して統治せず、その代わりに陰でひっそりと生きる。裏で力を発揮するも、決して表舞台には姿を現さない。その世界は閉ざされており、奇妙なルールと独特なドレスコードがある。つかんだと思った運も容易に逃げていく、生き残りを賭けた場所なのだ。」――本文より
********
【目次】
プロローグ二〇一八年一〇月二六日、オーストラリア、シドニー
第1章糊の効いたワイシャツ
第2章威厳ある奴隷
第3章成長する
第4章カクテルパーティ
第5章ゼロサムゲーム
第6章宮殿戦争
第7章王室用燕尾服
第8章賞味期限
第9章ゴールデントライアングル
第11章 「みんなから邪険にされるんだ」
第12章 「これはおもしろそうね」
第13章ハリーに夢中
第14章出口戦略
第15章とっておきの優しさ
第16章バッキンガム宮殿の衛兵交代
第17章国民のために
謝辞/参考文献/注/図版クレジット/人名索引
訳者あとがき
英国王室には、ロイヤルファミリーを公私ともに陰で支える「廷臣(ていしん)たち」(秘書官、報道官など)が多数存在する。
本書では、高級紙『The Times』で王室取材を担当する著者が、膨大なインタビューによる生の証言を含んだ綿密な調査で、通常表には出てこない彼らの逸話にスポットを当て、ベールに包まれた王室の真の姿を、英国の現代史とともに活写する。
若き日のエリザベス、ダイアナの死と息子たち、チャールズの即位への準備、アンドリューのスキャンダル、メーガンの登場と王室離脱――ニュースや歴史として知っている出来事も、その裏で力を振るった「廷臣たち」に注目することで、背景に潜む「力学」を垣間見ながら、よりリアルに理解できる。英国歴史・王室ファン垂涎の一冊!
「君主が存在すれば、宮廷が存在する。宮廷が存在すれば、廷臣が存在する。(...)彼らは権力を持つが、決して統治せず、その代わりに陰でひっそりと生きる。裏で力を発揮するも、決して表舞台には姿を現さない。その世界は閉ざされており、奇妙なルールと独特なドレスコードがある。つかんだと思った運も容易に逃げていく、生き残りを賭けた場所なのだ。」――本文より
********
【目次】
プロローグ二〇一八年一〇月二六日、オーストラリア、シドニー
第1章糊の効いたワイシャツ
第2章威厳ある奴隷
第3章成長する
第4章カクテルパーティ
第5章ゼロサムゲーム
第6章宮殿戦争
第7章王室用燕尾服
第8章賞味期限
第9章ゴールデントライアングル
第11章 「みんなから邪険にされるんだ」
第12章 「これはおもしろそうね」
第13章ハリーに夢中
第14章出口戦略
第15章とっておきの優しさ
第16章バッキンガム宮殿の衛兵交代
第17章国民のために
謝辞/参考文献/注/図版クレジット/人名索引
訳者あとがき
著者 | ヴァレンタイン・ロウ |
出版元 | 作品社 |
頁数 | 440頁 |
発行日 | 2024-09 |
ISBN13 | 9784867930427 |
ISBN10 | 4867930423 |