バスケットボール秘史
今やアメリカだけでなく世界的な人気を誇り、日本でも男女ともに多くの競技者とファンを抱えるバスケットボール。その起源は一九世紀末、後期産業革命期のアメリカで「宗教界の生き残り戦略」として誕生した遊戯にある。そして、そこには一人の日本人留学生がいた―。交通網の発達と軌を一にする全国への普及、“ミニバス”という発明、『スラムダンク』や「ドリームチーム」のブーム、長い低迷期と苦悩...。バスケットボールの日本への伝来と戦術の進化、世界への挑戦と挫折の歴史を、元大学バスケットボールプレイヤーでもあるスポーツ史研究者がヴィヴィッドに描き出す。
著者 | 谷釜尋徳 |
出版元 | 光文社 |
頁数 | 264頁 |
発行日 | 2025-02 |
ISBN13 | 9784334105549 |
ISBN10 | 4334105548 |