近代日本における外来野菜の普及:キャベツとハクサイの大衆化

キャベツやハクサイは外来野菜であり,導入当時の日本では不人気だった。美味しい野菜として宣伝・普及に尽力し,品種改良を行って産地を形成してきた努力と工夫を,歴史地理学から解き明かす。日本学術振興会出版助成をうけて刊行された研究書。明治?昭和戦前期の野菜の普及に関する貴重な資料を多数掲載,歴史資料をもとに全国各地の野菜生産や消費に関するオリジナル地図も多数掲載。野菜の生産から消費まで幅広い歴史をまとめた内容。
著者 清水克志
出版元 古今書院
頁数 294頁
発行日 2025-02
ISBN13 9784772232067
ISBN10 4772232060

関連記事