音楽で「良い子」は育てられるのか
「音楽は好きだけど、音楽の授業は苦手だ」。
学校で音楽を受けた人の中でこう思う人は今も少なくない。現在では人々は文字通りそれぞれがそれぞれの仕方で音を楽しんでいる。それにもかかわらず、なぜ学校で受けた音楽の授業に苦手意識を感じる人が今も昔も変わらず存在するのか。本書の出発点はここにある。本書は日本の音楽教育の中核をなす概念として、その目標の中心となってきた「情操」という概念に注目し、音楽教育の「これまで」を知り、「これから」を考える。国、地方自治体、作曲家、そして現場の音楽教師が「音楽と情操」をいかに捉えていたのかを検証する。
学校で音楽を受けた人の中でこう思う人は今も少なくない。現在では人々は文字通りそれぞれがそれぞれの仕方で音を楽しんでいる。それにもかかわらず、なぜ学校で受けた音楽の授業に苦手意識を感じる人が今も昔も変わらず存在するのか。本書の出発点はここにある。本書は日本の音楽教育の中核をなす概念として、その目標の中心となってきた「情操」という概念に注目し、音楽教育の「これまで」を知り、「これから」を考える。国、地方自治体、作曲家、そして現場の音楽教師が「音楽と情操」をいかに捉えていたのかを検証する。
著者 | 山本耕平 |
出版元 | 春秋社 |
頁数 | 280頁 |
発行日 | 2025-03 |
ISBN13 | 9784393936153 |
ISBN10 | 4393936159 |