広島のともしび

記者はなぜ「報道しない」道を選んだのか?

原爆被害者を守るため、自ら報道することを封じた反骨の記者がいた。報道と支援の狭間で揺れながらも当事者に寄り添い、核被害を告発し続けたジャーナリスト・秋信利彦と原爆小頭症被爆者家族の会「きのこ会」の60年の記録。

推薦永田浩三(ジャーナリスト・武蔵大学名誉教授)

「自ら伝えることを封印し、小頭症の当事者や家族をメディア攻勢から守り、盾となろうとした記者・秋信利彦。昭和天皇への渾身の質問の背景に、どんな願いが込められていたのか。そして封印を解き、放送で伝えようとしたものは何だったのか。ジャーナリストだけでなく、核兵器の罪に思いを馳せる全ての人に読んでもらいたい。」
著者 平尾直政
出版元 地平社
頁数 312頁
発行日 2025-07
ISBN13 9784911256275
ISBN10 4911256273

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