回想のイスラーム 1832―1845
幕末史に名を残すフランスの外交官ロッシュ(1809‒1900)は、駐日公使着任以前、北アフリカのイスラーム世界を遍歴し、波瀾万丈の活動に従事していた。アルジェリア植民地の征服過程で、アラビア語に堪能な通訳として自身ムスリムを装い、対仏戦争の英雄アブデルカーデルの信頼を得たのちにやがて袂を分かった激動の年月を回想した自伝。批判的校訂を経た驚異の日本語全訳、詳細な解題・資料付。
| 著者 | レオン・ロッシュ |
| 出版元 | 法政大学出版局 |
| 頁数 | 1336頁 |
| 発行日 | 2025-08 |
| ISBN13 | 9784588495236 |
| ISBN10 | 4588495232 |
