プラムディヤ・アナンタ・トゥールとその時代 上・下
二〇世紀アジアを代表する作家プラムディヤ・アナンタ・トゥール。その八一年の生涯はオランダの植民地支配、独立後の新国家建設、スハルトによる独裁的支配まで、インドネシアが歩んできた歴史と重なる。その間、彼は三度におよぶ牢獄と流刑生活のなかで、さまざまな物語を紡ぎだし、作品は四〇を超える言語に翻訳され世界的な名声を獲得した。作家はいかに誕生し、いかに生き、いかに闘ったのか。豊富な資料をもとに、彼の生涯と時代との格闘をいきいきと描きだす世界初の本格評伝。
| 著者 | 押川典昭 |
| 出版元 | めこん |
| 頁数 | 564頁 |
| 発行日 | 2025-07 |
| ISBN13 | 9784839603434 |
| ISBN10 | 483960343X |
