「殺された側」から「殺した側」へ、こころを伝えるということ

2023年12月1日、「刑の執行段階等における被害者等の心情等の聴取・伝達制度」が始まった。これは受刑中の加害者に、刑務所や少年院を介して被害者や遺族の心情=こころを伝えることができる制度である。「殺された側」から「殺した側」へ、「殺した側」から「殺された側」へ、文書による交通を法律が担保するのだ。被害当事者や被害者遺族はどんな絶望感を背負って「事件後」を生きてこざるを得なかったのか。被害者側の「こころ」も、そして応答した加害者側の「こころ」もディテールは社会には公にならないだろう。本書はそれらを徹底取材して記録し、明らかにしたものである。被害者側の「こころ」は届くのか。両者の「こころ」が交差するときに起きた事象を丹念に追った。
著者 藤井誠二
出版元 光文社
頁数 280頁
発行日 2025-11
ISBN13 9784334108090
ISBN10 4334108091

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