記事 2023-10-27
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フェルナンド・ペソアはポルトガルのモダニズム期の詩人である。百を超えるとも言われる「異名者」を持ち、おのおのの「異名者」に人格を振り分け、作風の異なる詩や散文、短篇小説を発表したり(発表しないまま大...
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本書は、戦後を代表する国民的作家、井上靖と司馬遼太郎が、共に美術記者だったことに着目し、新聞記者時代に書いた展評や、上村松園、上村松篁、河井寛次郎、須田国太郎、須田剋太、鴨井玲、三岸節子、八木一夫と...
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桜庭怜の叔母、室見響子は稀代のミステリ作家だった。室見の死後、著作権を相続した桜庭のもとに、編集者の勅使河原篤が訪れる。勅使河原は室見の遺稿、『鏡の国』の担当編集だ。『鏡の国』は、室見が自身の体験を...
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「謹啓 吹く風に冬将軍の訪れ間近なるを感じる今日このごろですが、ますますご清栄のことと存じます」 出版社で最も目立たない部署にいる馬締光也は、初恋の相手に恋文を書いている。 この恋文...
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長年に渡り日本の経済政策論壇をリードし、日本銀行副総裁を務めた岩田規久男先生の新著である(書評で敬称はおかしいと思うかもしれないが、評者にとって直接の指導をうけた「先生」なのでしょうがない)。時論集...
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