書評の記事
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- [週刊読書人]2016-01-01号
- 著者/編者: スラヴォイ・ジジェク
- 評者: 絓秀実
ジジェクの著書は、すでに膨大に翻訳されているにもかかわらず、なぜつい読んでしまうのか。その「内容」には使いまわしも多く、ラカン派精神分析の切れ味も繰り返されれば食傷気味となり、読了すれば「金太郎飴」と...
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平林たい子は、一九二七年に発表した小説「施療室にて」でプロレタリア作家として認められ、以後も非凡な力量を示した作品を多く書いたが、宮本百合子や佐多稲子とくらべ先鋭な左翼女性作家としての印象は薄かった。...
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『コンビニ人間』は秩序を巡る小説である。 主人公の古倉恵子は、十八年間コンビニでアルバイトとして勤務している三十六歳の女性だ。彼女は幼い頃から、人間らしい感情を持てない異常者として扱われてきた...
