記事
1–20 / 45,913 件
-
- [週刊読書人]2025/11/14号
- ジャンル:民俗学・人類学・考古学
- 著者/編者: 鶴岡真弓
- 評者: 川村悠人
渦巻の芸術人類学 死と再生のスパイラル 鶴岡 真弓著 川村 悠人 本書が描き出すのは、渦巻・螺旋をめぐる人類の壮大な物語である。人類は、渦巻・螺旋の文様を遙か昔から描き続けてきた。そこに表... -
- [週刊読書人]2025/11/14号
- ジャンル:政治・法律・社会
- 著者/編者: カィンディ・アンドリューズ
- 評者: 塚田浩幸
剝き出しの帝国 カィンディ・アンドリューズ著 塚田 浩幸 人間のなかで最も偉大なのは白人である。アフリカ人は心身の資質に劣っていて、物事の良し悪しの判断ができず、怠け者である。科学と理性は... -
-
- [週刊読書人]2025/11/14号
- ジャンル:文学研究・評論
- 著者/編者: ベルトラン・メイエル=スタブレー
- 評者: 白石純太郎
フランソワーズ・サガン ベルトラン・メイエル=スタブレー著 白石 純太郎 比較的恵まれた高校生時代、私は定期試験が終わると一万円札を握り締め、ジュンク堂池袋店に赴き、文庫本を買い漁った。今... -
-
-
-
-
<昭和・平成の巨魁が見続けてきたもの> 寄稿=安井 浩一郎 渡辺恒雄氏没後一年/『独占告白 渡辺恒雄 平成編』(新潮社)刊行を機に 渡辺恒雄氏(読売新聞グループ本社代表取締役主筆)が昨年一... -
<人類的な視座からゴッホに迫る> 正田倫顕氏に聞く(聞き手=小野正嗣) 『ゴッホの宇宙』(教文館)刊行を機に ゴッホ研究者の正田倫顕氏が、今年5月に『ゴッホの宇宙』(教文館)を上梓した。本... -
『回想のイスラーム 1832―1845』(矢田部厚彦訳、杉田英明編集・校訂)を読む レオン・ロッシュ著 澤田 直 「波瀾万丈の人生」という言葉は、この人のためにあるのではないか!『回想のイ... -
書評キャンパス 朽葉屋周太郎『おちゃらけ王』 野原 泰靖 本来であれば、書評の場においては太宰や漱石などのような純文学、もっと言うと「読んでいると格好いい」小説を取り上げるべきなのだろう。... -
イギリス思想家書簡集 ロック ジョン・ロック著 小城 拓理 ジョン・ロックという名前を聞くと読者はどのような人物像を思い浮かべるだろうか。おそらくイギリス経験論の哲学者や社会契約論の政治思... -
幻の巨大火薬工場その実像 藤井 通彦著 一ノ瀬 俊也 戦後八〇年を迎えた今夏、メディアでも各種の関連報道が続いた。例によって戦争体験の〝語り部〟の減少を危惧するものが多かったが、一方で全国... -
-
百人一瞬 小林康夫 第87回 工藤丈輝(一九六七― )清水靖晃(一九五四― ) 今回は特別で二人登場。舞踏家とサキソフォニスト、お二人のクロスオーヴァーを観客として見届けた昂奮を書... -
読書人を全部読む! 山本貴光 第14回 長谷川如是閑と江藤淳の新年展望 1959年に進もう。和暦で言えば昭和34年である。1月1日の日付のある第256号から始まる。年末号が回顧なら、新年号... -
ジャン・ドゥーシェ氏に聞く 414 デュラス映画のカメラの仕事とは JD これまで、映画のカメラマンの仕事が高く評価されることはあまりありませんでした。カメラマンの仕事は、映画に関わる人の間... -
日常の向こう側 ぼくの内側 715 横尾忠則 2025.11.3 〈磯崎新さんの建てた病院の見学に。院内の家具や調度品はスタッフの作品だが、まるで既製品と変らず。場所変って次に移動したのは高校... -
「日本古書通信」の九一年 終刊を前に、八木壯一氏、樽見博氏に聞く 「日本古書通信」が、本年十二月に刊行の通巻一一五七号をもって終刊となる。時代の変化を見つめ刊行を続けてきた歴史を改めて振り返...
