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【What’s New!】週刊読書人2026年6月12日号

【What’s New!】週刊読書人2026年6月12日号

【特集】
重信房子氏に聞く(聞き手=丸川哲史)
<武装闘争から合法的活動へ>
『獄に暮らせば』(作品社)刊行を機に

【本紙イントロより】 
 一九七一年に日本を出国し、パレスチナ解放闘争に参加し、革命運動をつづけてきた重信房子氏は、二〇〇〇年一一月に逮捕、懲役二〇年の判決を受けた。その獄中で綴った日記を中心にしてまとめた『獄に暮らせば』(作品社)を五月に上梓した。刊行を機に、重信氏にお話をうかがった。聞き手は、明治大学教授・丸川哲史氏にお願いした。(編集部)

【編集室から】

 「真っ赤なセーターを着て教壇に立ち、子どもたちに、レーニンの思想を教えたい」。重信房子さんは、かつて〝将来の夢〟を質問されて、そう答えたという(あくまでも編集子個人の記憶ではあるが)。その言葉を知った少年は、日々、赤い服を来て、小学校に通った。どこで教えられたのか、言葉の真の意味も解さず、「一歩前進、二歩後退」と口ずさみながら歩いた。あれから五十年。少年時代に〝憧れた〟人物が目の前に立っていた。社会を変えるための運動をつづけていた。幼かった少年も、社会を変えるために編集者をつづけている。(A)

【今週の読物】

▽田原総一朗週刊読書人連載50周年特別インタビュー&「田原総一朗の取材ノート」プレイバック(8)
▽映画時評・6月(伊藤洋司)(7)
◇連載=「失われた『カイエ』のアイデンティティ」(ジャン・ドゥーシェ氏に聞く)440(聞き手=久保宏樹)(5)
◇連載=〈書評キャンパス〉出口顯『声と文字の人類学』(菅野光)(5)
◇連載=「読書人を全部読む!」33(山本貴光)(6)
◇連載=日常の向こう側 ぼくの内側 741(横尾忠則)(7)
◇連載=滅びゆく惑星で 6(増田俊也)(7)

【今週の書評】

 〈3面〉
▽ヤン・ゴードアン・ド・クルトネ著『民族の平和的共存は可能か』(渋谷謙次郎)
▽ジャン=リュック・ナンシー著『世界の意味』(小田麟太郎)
 〈4面〉
▽竹内綱史編『ペシミズムの時代とニーチェ』(内田智之)
▽井上理津子著『本屋百景』/南陀楼綾繁著『本のある場所を訪ねて』(堀川 夢)
▽島薗進著『痛みとケアのスピリチュアリティ』(高橋 原)
 〈5面〉
▽ルイザ・メイ・オルコット著『働く女の物語』(矢澤美佐紀)
▽増田俊也著『七帝柔道記 Ⅲ』(松原隆一郎)
▽宮子あずさ著『看護師を長く続けてわかったこと』(水口義朗)
 〈6面〉
▽速水健朗著『機械ぎらい』(栗原裕一郎)
▽田中伸尚著『なでし子を夜半の嵐にた折られて』(山泉 進)
▽高橋清著『カメラマン高橋清・世界を切り撮る』(鈴木雄雅)

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