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【What’s New!】週刊読書人2026年7月17日号

【What’s New!】週刊読書人2026年7月17日号

【特集】
庄司薫の死に触れて(寄稿=鎌田哲哉)
<「みんなを幸福にする」の行方>

【本紙イントロより】 
 ベストセラー『赤頭巾ちゃん気をつけて』などの著作で知られる庄司薫氏が四月五日に亡くなった。八八歳だった。同作につづく『さよなら怪傑黒頭巾』『白鳥の歌なんか聞えない』『ぼくの大好きな青髭』と合わせて、〈薫くん四部作〉と呼ばれ、いずれもベストセラーとなり、世代を超えて読み継がれている。批評家の鎌田哲哉氏に、追悼論文を寄せてもらった。(編集部)

【編集室から】

 『赤頭巾ちゃん気をつけて』は、高校の頃、遅ればせながら読み、その語り口に引き込まれたことは、よく覚えているけれど、「東大の文一を受けよう」などという大それた〝夢〟を抱くことは一切なく、日々、渋谷センター街(一九八〇代年初頭、まだ人がごった返すようなことはなかった)のゲーセンにひとり入り浸っていた。鎌田さんご自身が「自ら手をあげて」と書かれているが、庄司薫さんの訃報が流れたその週末、電話があった。「二五枚ほど、追悼の文章を書いた」旨、告げられた。「いつか庄司薫論を書きたい」とは随分前から聞いていた。ずっと準備をされていたのだろう。それが今回の〈追悼批評〉に結びついたのだろう。(A)

【今週の読物】

▽追悼=瀬地山角(福永玄弥)(7)
◇連載=「ファスビンダーと大島渚」(ジャン・ドゥーシェ氏に聞く)445(聞き手=久保宏樹)(5)
◇連載=〈書評キャンパス〉ジェイムズ・ジョイス『フィネガンズ・ウェイク Ⅰ』(児子爽香)(5)
◇連載=「読書人を全部読む!」38(山本貴光)(6)
◇連載=日常の向こう側 ぼくの内側 746(横尾忠則)(8)
◇連載=滅びゆく惑星で 11(増田俊也)(8)
◇連載=夜郎戦後史記〈七月〉(安倍夜郎)(8)

【今週の書評】

 〈3面〉
▽倉科岳志著『マサニエッロの反乱』(林 孝洋)
▽ピーター・バーク著『無知の世界史』(鶴田想人)
▽今村純子著『シモーヌ・ヴェイユ思想入門』(辻 光一)
 〈4面〉
▽林直樹著『精神療法を組み立てる』(柴山雅俊)
▽シャノン・ヴァロー著『AIという名の鏡』(松浦和也)
▽櫻澤誠・河西秀哉編『物語で読み解く日本の近現代』(清水 亮)
 〈5面〉
▽頭木弘樹著『六人部屋の十三年間』(北條一浩)
▽レベッカ・マカーイ著『あなたに訊きたいことがある』(大宮勘一郎)
▽戸部田誠(てれびのスキマ)、つやちゃん著/小田部仁編『星野源論』(土佐有明)
 〈6面〉
▽田村俊作監修/宮原佑介・空良寛・長谷部涼子著『新しい図書館でイベントを企画する』/高井昌史著『奇跡のプロジェクト 図書館が街を変えた!』(柴野京子)
▽スージー鈴木著『ライバルたちのJポップ史』(サエキけんぞう)
▽増田宏司著『人は犬から何を学ぶのか』(緑 慎也)
 〈7面〉
▽三浦佑之著『古事記研究 神話篇/近代篇』(奥田俊博)
▽ジーナ・リッポン著『ジェンダー化される脳』(青野篤子)

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