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【What’s New!】週刊読書人2026年10月30日号

【What’s New!】週刊読書人2026年10月30日号

【特集】
追悼=渡辺 保 【談話=鈴木忠志】
<日本文明の欠落を視続けた批評家>

【本紙イントロより】 
 歌舞伎から現代劇まで幅広く扱った劇評家の渡辺保氏(本名・渡辺邦夫)が、九月九日死去した。九〇歳だった。
 若いころから渡辺氏と交流があった演出家の鈴木忠志氏に、日本文化の問題点を視る目についてなど、振り返って、追悼の談話をいただいた。(編集部)

【編集室から】

 渡辺保さんにお会いしたのは、昨年三月に『鈴木忠志が語る/を語る』に収録する座談会にご参加いただいた際のこと。見送りを断られ、歩み去る背中の美しさが残っている。鈴木忠志さんには鳥取の「鳥の劇場」での公演前にお時間をいただいた。逸話として伺ったことがある話も、鈴木さんの口からお聞きし本質に触れることができた。鈴木さんの舞台を観に今夏も利賀村に伺った。利賀村は遠いだろうか。利賀村という場で演劇を観ることで、本来なら時間をかけてやっと近付くことができる人や本質的な物事に、出会わせてもらえている。渡辺さんのあの背中も、私にとっては大切なものである。(S)

【今週の読物】

▽科学時評・10月(粥川準二)(2)
▽昼間たかしインタビュー『[デジタル主権]戦争』(扶桑社)刊行を機に(8)
◇連載=わが点鬼簿 7・玉村豊男(四方田犬彦)(2)
◇連載=「時代に対抗する映画を作った作家たち」(ジャン・ドゥーシェ氏に聞く)459(聞き手=久保宏樹)(5)
◇連載=「読書人を全部読む!」51(山本貴光)(6)
◇連載=日常の向こう側 ぼくの内側 760(横尾忠則)(7)
◇連載=滅びゆく惑星で 25(増田俊也)(7)

【今週の書評】

 〈3面〉
▽長崎浩著/長谷川大・安藤歴編『長崎浩革命論集成』(廣瀬 純)
▽遠藤英樹著『惑わす社会学』(伊藤賢一)
 〈4面〉
▽清水亮著『軍都を歩く』/林英一著『戦争記憶の歩き方』(一ノ瀬俊也)
▽入不二基義著『何でもいい何かって何?』(小山 虎)
▽エリザベス・アンダーソン著『プライベート・ガバメント』(岡野内正)
 〈5面〉
▽シュテファン・オスヴァルト著『息子の言い分』 (大宮勘一郎)
▽瀧健太郎著『クシシュトフ・ヴォディチコ』(松井 茂)
▽ジェフ・ライマン著『オムニセクシュアル』(小野俊太郎)
 〈6面〉
▽北村優季著『都市でたどる日本の歴史』(阿部貴弘)
▽川村悠人著『古代インドの神器学』(大木 舞)
▽飯田一史著『9割の日本人のための「ゆる読書」入門』(萬谷ひとみ)

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